Side : 黒子
新しいことを始めると、失敗することもあるが意外な発見を得られることもある。
これは私の自論。でも、たぶん本当の事。
そんな黒子の日常伝え、面白可笑しく綴りましょう。
白から黒へ変えられた、黒子の日記を読みながら、その人は、優しく笑ってペンをとった。
考えてもわからなかったもんですから、僕は尋ねたんです。
「ティカさん、誘拐ですか?」、って。
Side : メイリン
「うわちゃー……追いかけてって迷ってどうすんのさ」
フィークと一緒に出かけたら、あのバカ一人で迷いやがった。ったく、探すの誰だと思ってんのよ!
from : 台 詞 で 1 0 0 題 (向こうで掲載されてるのと同じモノです / ネタバレ注意)
「すっごい!師匠いっつもアホっぽいけど、やっぱり凄いんだね!」
ティカさんが“師匠”らしく、メイリンに魔法講座を開きました。さてさて、どう教えるのやら。
「えぇ、勿論。まぁ、到底僕には分かりませんけどね貴方達の事なんて」
あたしと師匠の嫌な予感が当たってしまった。あぁ、そうか。彼はこんな風に考えていたんだ……。